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杉篁庵別室 案内

杉篁庵別室 案内 HP「杉篁庵」のうち、縦書きページをまとめます。 (作ったまま放りっぱなしになっていて、フレームページの縦書きがみずらくなっていたのをどうしたものかと悩んでいたところ、縦書きページがスマホでもきれいに見ることができるサイトがみつかったのて、 これを利用して「杉篁庵別室」を設けた) ページ一覧 杉篁庵のお茶室(写真) 立原道造の生涯

・俳句の風景・・ 短歌の風情

七月の風景風情林間にはしゃぐ声ありソーダ水窯出しの器の音や夏涼し 山荘で陶芸の電気窯の本焼を初めて試み、開けてみたときのもの。陶芸道具一式は娘の物だか、焼き上がった後の器がチンと澄んだ響きを発するので驚く。道の辺の蛍袋に人二人野兎の途方にくれて梅雨寒し梅雨の合間の雲垂れ込めるなか降りそうで降らない曇り空のもと、林を歩くと人には遇わず

「金石錄後序」・ 李清照

はじめに『金石録後序』は、趙明誠が編纂した『金石録』のあとがきとして、夫の明誠が亡くなったあと、夫の代わりに出版した李清照が、亡夫と過ごした楽しい日々とその後の苦難を回想して書いたものです。趙明誠は、宋の官吏であり、この時代から始まった「金石学」という学問の研究者でした。妻である李清照も教養高く、夫とともに蒐集研究に打ち込んでいま

杉篁庵のお茶室

庵の前の様子です 茶室の様子 杉篁庵別室トップへ

「舞姫」森鴎外・・口語訳・Ⅱ

⑦明治二十一年の冬がきた。表通りの歩道では凍結にそなえてすべりどめの砂を蒔いたり、スコップで雪掻きもするが、クロステル通りのあたりはでこぼこしたところは見えるけれど、表面ばかりは一様に凍って、朝、戸を開くと飢えて凍えた雀が落ちて死んでいるのも哀れである。部屋を暖め、炉に火を焚きつけても、石の壁を貫き、衣服の中綿を通す北ヨーロッパの